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2026年5月27日
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光の三原色RGBとインキの三原色CMYKの決定的な違い
私たちが毎日見ているスマートフォンやパソコンの液晶ディスプレイは、赤と緑と青の三つの光を組み合わせてあらゆる色を表現しています。これはRGBと呼ばれる光の三原色であり、光を重ねれば重ねるほど白く明るくなっていくため、専門用語で加法混色と呼ばれます。一方、紙に印刷されたポスターや雑誌のカラーページは、このRGBのデータのままでは絶対に印刷することができません。
なぜなら、インキは自ら発光するのではなく、外部の光を吸収して特定の色だけを反射する物質だからです。カラー印刷においては、シアンという水色、マゼンタという赤紫色、イエローという黄色の三つのインキを基本とします。これらは色材の三原色と呼ばれ、色を重ねるほど光が吸収されて暗く黒く濁っていくため、減法混色という原理で成り立っています。
例えば、白い紙の上にシアンのインキを塗ると、赤い光が吸収されて青と緑の光だけが私たちの目に反射します。さらにそこにマゼンタのインキを重ねると緑の光も吸収され、結果として青紫のような暗い色として認識されるのです。画面上の鮮やかなデジタルデータを印刷用データに変換する際、画面で見ていた発色の良い蛍光色などがくすんで沈んだ色に変わってしまう現象は、この加法混色と減法混色という全く異なる根本的な物理法則の違いによって引き起こされているのです。

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