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2026年6月20日
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脳をスッキリさせる覚醒ホルモンであるオレキシンの敗北
血糖値スパイクによる脳のガス欠に加えて、もう一つ君たちの眠気を強烈に後押ししている厄介な原因があるんだ。脳の視床下部という場所で作られているオレキシンという神経伝達物質だよ。名前はちょっとカッコいいヒーローみたいだよね。オレキシンは私たちが日中にパッチリと目を覚まして、元気に活動するための覚醒スイッチを入れてくれる、まさにヒーローのような素晴らしい働きをしているんだ。
ところが、このオレキシンにはたった一つだけ致命的な弱点があるんだよ。それはズバリ、ブドウ糖なんだ。お昼ご飯を食べて血液中のブドウ糖が増えると、なんとこのオレキシンの働きがピタッと止まってしまうという性質があるんだよ。お腹がいっぱいになると活動のスイッチが切れてしまうなんて、まるでお昼寝大好きの怠け者キャラクターみたいだよね。
大昔、人類が狩りをして生きていた頃は、獲物を食べてお腹が満たされたら安全な場所でゆっくり休むのが一番正しい行動だったから、その名残だと言われているんだ。血糖値スパイクでインスリンが大暴れしている裏側で、この覚醒ヒーローであるオレキシンまでがブドウ糖のせいで完全にスイッチオフになってしまうんだから、5時間目に起きていられるわけがないよね。人間の体って本当にうまくできているけど、授業中にはちょっと困った機能だね。

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